名無し
岸田政権を根底から揺るがし、国民の政治への怒りを掻き立てている自民党裏金事件。起点は、『しんぶん赤旗』のスクープだった。現在、文春と並んで、重要な対権力報道を担いつつある赤旗だが、今回は日曜版編集長の山本豊彦氏を田原総一朗が直撃、特報の現場と問題の核心に迫った。
30年余前、リクルート事件を発掘したのは、朝日新聞川崎支局だった。
端緒は、川崎市助役へのリクルート関連会社の未公開株贈与だったが、それが贈収賄という犯罪の構成要件に該当するかどうかの見極めがなかなかつかず、捜査当局も一度はあきらめた事件だった。だが、社会部出身の手練(てだれ)の支局長が、入社したての若い記者たちを総動員し丹念に取材成果を積み上げていった結果、リ社が首相経験者ら政界有力者多数に値上がり確実な同株をファイナンス付きで配っていたことがわかり、それを特報、一大疑獄事件がそこで幕を開けた。
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20240508/se1/00m/020/002000d
30年余前、リクルート事件を発掘したのは、朝日新聞川崎支局だった。
端緒は、川崎市助役へのリクルート関連会社の未公開株贈与だったが、それが贈収賄という犯罪の構成要件に該当するかどうかの見極めがなかなかつかず、捜査当局も一度はあきらめた事件だった。だが、社会部出身の手練(てだれ)の支局長が、入社したての若い記者たちを総動員し丹念に取材成果を積み上げていった結果、リ社が首相経験者ら政界有力者多数に値上がり確実な同株をファイナンス付きで配っていたことがわかり、それを特報、一大疑獄事件がそこで幕を開けた。
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20240508/se1/00m/020/002000d