名無し
通信アプリ「LINE(ライン)」利用者の個人情報が大量流出した問題を受け、運営元のLINEヤフーは1日、大株主の韓国IT大手ネイバーやソフトバンクに対し、資本関係の見直しを要請したと明らかにした。3月5日の総務省による行政指導では、ネイバーとの「資本関係の見直し」のほか、ソフトバンクにもLINEヤフーに対する「資本的関与の強化」を求めていた。
きっかけとなったのは、ネイバーの子会社の取引先が使っているパソコンが、マルウェア(=悪意のあるソフトウエア)に感染したことだった。ネイバーと共通のシステムを使っていたLINEヤフーもサイバー攻撃を受けたという。これによって、利用者や取引先などに関する約51万件の情報が流出したことが明らかになった。
だが筆者は、LINEヤフーが本気で改善に乗り出すかどうかは懐疑的に見ている。LINEヤフーが過度にネイバーに依存しているからだ。
本来であれば、「業務委託元」であるLINEヤフーは、「業務委託先」であるネイバー側に対し、セキュリティー対策について「適切な管理監督」をしなければならない。
きっかけとなったのは、ネイバーの子会社の取引先が使っているパソコンが、マルウェア(=悪意のあるソフトウエア)に感染したことだった。ネイバーと共通のシステムを使っていたLINEヤフーもサイバー攻撃を受けたという。これによって、利用者や取引先などに関する約51万件の情報が流出したことが明らかになった。
だが筆者は、LINEヤフーが本気で改善に乗り出すかどうかは懐疑的に見ている。LINEヤフーが過度にネイバーに依存しているからだ。
本来であれば、「業務委託元」であるLINEヤフーは、「業務委託先」であるネイバー側に対し、セキュリティー対策について「適切な管理監督」をしなければならない。