名無し
厚生労働省が30日発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍で、前月から0.02ポイント上昇した。上昇は16カ月ぶりとなった。今後の賃上げを期待して転職に慎重になる動きがあり、求職者が減ったことが影響した。
総務省が同日発表した3月の完全失業率は2.6%だった。前月と同率だった。
有効求人倍率は全国のハローワークで仕事を探す人1人当たり何件の求人があるかを示す。3月の有効求職者数は前月と比べて1.9%減少した。有効求人数は0.9%減となった。
景気の先行指標とされる新規求人(原数値)は前年同月比で7.4%減少した。原材料や光熱費の高騰を受けて製造業は10.8%減、生活関連サービス業・娯楽業も10.5%減となった。
2023年度平均の有効求人倍率は1.29倍で、前年度に比べて0.02ポイント低下した。3年ぶりに前年度を下回った。
23年度の有効求人は前年度に比べて1.6%減で、3年ぶりの減少となった。原材料高のあおりを受けた建設業や製造業での求人が少なかった。宿泊業・飲食サービス業で、コロナ後の求人の増加が落ち着いてきたことも要因の一つだ。
日本経済新聞 2024年4月30日 8:36
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2665Y0W4A420C2000000/
総務省が同日発表した3月の完全失業率は2.6%だった。前月と同率だった。
有効求人倍率は全国のハローワークで仕事を探す人1人当たり何件の求人があるかを示す。3月の有効求職者数は前月と比べて1.9%減少した。有効求人数は0.9%減となった。
景気の先行指標とされる新規求人(原数値)は前年同月比で7.4%減少した。原材料や光熱費の高騰を受けて製造業は10.8%減、生活関連サービス業・娯楽業も10.5%減となった。
2023年度平均の有効求人倍率は1.29倍で、前年度に比べて0.02ポイント低下した。3年ぶりに前年度を下回った。
23年度の有効求人は前年度に比べて1.6%減で、3年ぶりの減少となった。原材料高のあおりを受けた建設業や製造業での求人が少なかった。宿泊業・飲食サービス業で、コロナ後の求人の増加が落ち着いてきたことも要因の一つだ。
日本経済新聞 2024年4月30日 8:36
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2665Y0W4A420C2000000/