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宗教は救いになる? それとも坊主丸もうけ? 僧侶が語るその必要性(1)

2879 :
名無し
24/05/17(金) 03:30 そうだねx0 
「坊主丸もうけ」などと僧侶は揶揄(やゆ)されてきた。固定資産税をはじめ非課税への批判も尽きない。ただ、人は病や死に向き合うとき、心の支えを求める。宗教は必要なはずなのに、不信が募るのは、なぜか。全日本仏教会や日本宗教連盟の理事長を務め、現在は世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会理事長の戸松義晴さん(70)に聞いた。
――坊主丸もうけって本当ですか?
宗教法人の多くは家族経営で規模が小さく、決して裕福ではありません。全日本仏教会や文化庁が調査していますが、年収500万円以下の宗教法人は全体の約7割に上ります。宗教法人の収入だけで生活するのは難しく、兼業をしながら宗教法人を支えています。
ただ、高級車に乗って、ぜいたくな暮らしをしている宗教者は、ごく一部ですが存在します。宗教界が自主的に改善すべき課題です。
なぜ、ごく一部の宗教者が目立つかといえば、宗教者のぜいたくを誰もが快く思っていないからです。宗教は欲望を拡大するものではなく、「足るを知る」と説きます。修行を積んだ宗教者には、極端にぜいたくな生活ではなく、極端に貧しくもなく、仏教でいう「中道」を求めています。
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