ロシア北西部の州知事が刃物で刺され負傷　テロへの警戒を強める中older(1)★

https://news.yahoo.co.jp/articles/066d3ccf5587c795e71910de0e3947c009c560f0
　ロシア北西部ムルマンスク州のアンドレイ・チビス知事が4日、刃物を持った男に襲われ負傷した。インタファクス通信などが伝えた。
犯人は拘束され、連邦捜査委員会が動機などを調べている。
ロシアでは先月22日、モスクワ郊外の襲撃事件で144人が死亡する事件があり、当局はモスクワを中心にテロなどへの警戒を強めていた。


報道によると、チビス氏は州都ムルマンスクから南に約150キロの町アパチトイの文化センターで開かれた地元住民との会合の後に男に襲われ、刃物で腹を刺された。
チビス氏は自力で車までたどり着き、現在は近くの町の病院に入院している。州の報道官によると、命に別条はないという。

ロシアでは3月22日、モスクワ郊外のコンサート会場が自動小銃などを持った武装グループに襲撃され、１４４人が死亡し、５００人以上が負傷。
ロシア当局は全国的にテロなどへの警戒を厳重にしていた。

ロシア当局は、旧ソ連構成国のタジキスタン出身の４人を実行犯として逮捕し、ウクライナや米欧が関与したとみて捜査を進めている。
一方、過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）が犯行声明を出しており、米欧ではＩＳによるテロとの見方が強まっている。