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「ガザを殺すな」東大キャンパスにテント 暴力に「むかつく」 日本でも広がる抗議の輪newer(1)

2481 :
名無し
24/05/13(月) 01:32 そうだねx0 
「ガザを殺すな」東大キャンパスにテントが出現した 暴力に「むかつく」若者たち 日本でも広がる抗議の輪

 避難民が密集するパレスチナ自治区ガザ南部ラファで、イスラエル軍の本格侵攻の危機が高まっている。大規模な殺害に直面しながら国際社会が止めることができていない中、日本の大学では米国を発端に拡大する抗議デモに連帯する動きが相次いでいる。若い世代が上げる声は、停戦を促す力となるか。分断と憎悪の連鎖を断ち切るすべを考えた。(西田直晃、木原育子、安藤恭子)

◆現役教員がくれた古テントに泊まり込み
 9日午後、東京大駒場キャンパス(東京都目黒区)の図書館前の芝生広場。「ここに来てくれることが抗議につながる」。話し合っているのは、東大駒場パレスチナ連帯キャンプ運営委員会のメンバーだ。4張りのテントが並び、「ガザを殺すな」と記された画用紙を掲げる学生もいる。
 この一角にテントが出現したのは、4月26日深夜。米国の連帯キャンプの参加学生が拘束された報道に触れ、農学部3年の八十島士希(やそじましき)さん(25)が「応援したい気持ちが募り、具体的な行動で示したかった」との思いで始めた。学内の仲間が集まり、3日目には現役教員が「もう使わない」と古いテントを置いていったという。
 以降、交代しながらテントに泊まり、講義に出席してきた。運営委によると、趣旨に賛同し、宿泊した学生は首都圏や関西圏の他大学を含む延べ30人以上。昼間に訪れる支援者は、同100人を超えた。
◆「イスラエルに沈黙するのは矛盾している」
 学内の洗濯機やシャワーを用い、テントの近くには干したズボンやシャツも。カップラーメンや飲料水、ポータブル電源などの支援物資が届き、台東区から訪れた50代女性は「若い人が目立つ運動をするのは大変なことなのに、うれしい」と語り、数千円のカンパをスタッフに手渡した。
 今月6日、運営委は大学本部に対し「即時停戦」「イスラエルや関係企業との断交」を盛り込んだ声明を出すよう求めた。八十島さんは「ウクライナに侵攻したロシアを強く批判しているのに、イスラエルに対して沈黙するのはダブルスタンダードだ」と強調し、こう続ける。
 「イスラエルの学術機関と結ぶのは、暴力と抑圧への加担を意味する。一方、大学が破壊されたパレスチナの学術研究は停止した。東大は彼らこそ受け入れるべきだと思う」
 開設3日目から訪れている関西大の伊藤理紗さん(25)は「パレスチナ問題が人種差別や植民地主義につながる問題と初めて知った。目が覚めた思いだ。多くの人に知ってほしい」と語る。
◆京都大、筑波大…「それぞれできることを」
 「こちら特報部」は、東大にキャンプへの対応などを尋ねたが、「現在確認中」として、この日の回答はなかった。
 ガザの死者数は3万4000人を超える。国連児童基金(ユニセフ)の推計によれば、かつての人口が約25万人だったラファに、現在は約120万人が避難し、その半数を子どもが占める。トイレは約850人に1個、シャワーは約3500人に一つの割合しかない。ラファの検問所のガザ側は封鎖され、イスラエルの侵攻が本格化すれば、休戦交渉を継続するのは困難だ。国連のグテレス事務総長は「人類にとっての大惨事になる」と警告している。
 こうした状況で、日本での抗議の動きは各大学に広がった。京都大にも「連帯キャンプ」が発足し、筑波大などでは有志がガザ関連の本を読んで抵抗する「本読みデモ」が行われた。八十島さんは言う。「それぞれの大学でできることをやり、抗議を波及させたい」
◆アート作家110人がパレスチナに連帯(略)
◆「息をしている間に命が失われている」(略)
◆「身体を張って止めようとする」アメリカの学生(略)
◆日本社会も学生らの動きに呼応を(略)
◆デスクメモ(略)

東京新聞2024年5月10日 12時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/326152
★1 2024/05/10(金) 18:18:02.39
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